2020年の振り返り的な何か
今年もやる。去年のはこちら。
2020年にできたこと
iOS、Androidアプリ開発完全に理解した
仕事でiOS、Androoid、Flutter、React Native、React.js等々のクライアントアプリをメインで見るようになったので、いわゆるネイティブアプリ開発で必要なこととか考えるべきことがわかるようになった。
昨年はFlutterをメインに触っていたのだけど、それぞれのネイティブでSwiftUIとかArchitecture Componentとかもわかるようになった。新しい仕事でも導入できていてよい。
特にiOSの証明書周りはなるほどわからん状態だったけど、アプリリリースまでに必要な作業が何なのかは手を動かしながらわかるようになった。
WWDCの動画も追っかけたし、AndroidのCodeLabもそれなりに触ったので、ちゃんと活用できるようにしたい。
フロントエンドの設計を理解できた
iOS、Androoidに加えてReactもちょこっと見たので、出てくる単語とか根幹にある設計思想とかなんで生まれてきたのかの表層はなんとなく理解できるようになったし技術選定の議論の土壌には立てるようになった。
ただまだ0から一人でソースコードとセットで組めるかっていうと少し自身がないのでまだ精進が必要だと思う。
React、Flutter、SwiftUI、Jetpack Composeと宣言的UIの考え方がベースになってきたり、Atomic Designとかもあったり、MVP / MVVM / Flow / Clean Architectureなどなど群雄割拠なフロントエンド界隈を俯瞰して見れるようになるのはそれはそれで楽しいなと感じる。
今年は幸い仕事で強い方々と会話できたり教えてもらえる機会も多かった。今の組織ではこの歳や年次になると、より専門的な内容の中身に関してボコられる(※自分の想像の枠を超えたり、間違いを指摘してくれるフィードバックをもらうこと)機会が減っていると感じるのでとてもありがたい。技術領域的に社内で誰もやってないことが多いので、結局は自分でどうにかしたり外にフィードバックもらいに行くしかないなと思った。
フロントエンドにおける認証認可について考えた
仕事でモバイルアプリやSPAでOAuth2.0 + Open ID Connectを実装する時に何を考えなきゃいけないかとか、どういう設計にするべきなのかを結構考えた。
PHPのサーバーサイドでの実装は何回かやったことあったのだけど、モバイルアプリやSPAだと間にセッション層作ったりアクセストークン・リフレッシュトークンどうやって管理したらいいかとか、ブラウザクラスどうするのとか結構悩んだのはいい経験だった。
いろいろ整理してアウトプットしたいなと思いつつ時間が立ってしまっている...。
Flutterの登壇発表した
昨年のFlutterの成果の出口を探してたのだけどなかなか良さげなイベントがなかったのでブログにまずはまとめていた。そんな矢先、10月にちょうどDevFest TokyoのLT募集があったのでおうちから登壇した。
ISUCONに出た
ISUCONにも出れて、昨年よりもいいスコアが出せてよかった。途中まで順調だったのが悔しい。来年も開催されたらリベンジしたいな。
ブログを月1ペースで投稿できた
去年に引き続いて月1投稿ペースを維持できた。iOSの証明書の話はTwitterで参考になったってフィードバックがもらえてよかった。
TOEICスコア(785)を更新する
2月に受けたけど、また785だった。ノー勉凸だったので妥当。。。
振り返り
良かったこと・できたこと
- フロントエンドの設計の表層だけでも理解できるようになったこと
- OAuth2.0 + Open ID Connectの実装を通してより理解が深まったこと
- iOSの証明書周り完全に理解したこと
- iOS、Androidのアプリ開発で考えるべきことを言語ができたこと
- Flutterの情報キャッチアップが継続できていること
- ISUCONで去年の成績を上回れたこと
- ブログの月1投稿が継続できたこと
- 職務経歴書をちゃんと書いたこと
何の成果も得られませんでしたって年では無かったなと思えるだけでも良かった。
良くなかったこと・できなかったこと
- 競プロを一切やらなくなったこと
- バックエンド周りのキャッチアップができなかったこと
- クラウド関連の資格取得を先延ばしにしていること
- 積ん読を増やしたこと
- 昨年と同じくらい働き過ぎたこと
- 今後のキャリアが相変わらず迷走していること
メインの仕事がクライアントサイドだったので、バックエンド周りのことはなかなか手が回らなかった。競プロも一切やらなくなってしまった。
昨年同様その日暮らしというか、3ヶ月先の見通しはできても3年、5年先の見通しが立たない。こんな情勢も相まってよりそれが強まった。
在宅ワークで、固定のメンバーでの定常的な会話が続いて、一日一歩も外に出ない日々が続いたらきっとどこかで病むのも無理ないなと思ったりした。
2021年の抱負的な何か
半分以上去年と同じ気がするけど今年も書く。
- iOS / Android / Reactで個人アプリを作ってみる
- AWS SA Pro or DevOps Proを取る
- GCP Professional Cloud Architectを取る
- TOEICスコア(785)を更新する
- AtCoderを再開する
- PASTを受験する
- ISUCONに出る(開催されれば)
- アーキテクト業を自信を持って遂行でき、自分の色を出せるようになる
- エンジニアリングマネージャー業を自信を持って遂行でき、自分の色を出せるようになる
- 月1ブログ投稿を継続する
- 3年後、5年後の自分の仕事・人生の具体的なイメージを持つ
- 健康を維持・推進する
いっぱい掲げて見て、結果半分くらいできる、ってのが気楽でいいんだろうなと思った。フロントエンドお腹いっぱいになったら、またバックエンドに戻ってもいいかなと思ったりした。
まとめ
最近後輩と会話した時に鬼滅の刃の話題になって、
「takamii228さんは僕らにとっての上弦の鬼ですよ、あ、柱か」
???と思って聞いてみると
「やったできぞって思ってもtakamii228さんといろいろ話すうちにまだまだなんだなーって思ってこのシーンの炭治郎の気持ちになります」
って言われた。
なるほどそんなふうに見られてるんだって思ったと同時に、いやいや俺もまだまだ炭治郎の気分だよって思った。
どんなプロフェッショナルも最初は素人だし、きっとみんなそれぞれに敵わないと思ってる人がいるんだろうなという結論に至った。
後輩くんたちからみたら私は柱や上弦の鬼らしい。そんなことないよ、と言ったらやっぱりみんなそれぞれの柱や上弦がいるんですねという話でまとまった。
— takamii228 (@takamii228) 2020年11月13日
こんな世の中だけど、少しでも元気が出るような学びや達成感を得られる2021年にしたい。