つばくろぐ @takamii228

知は力なり

東京メトロTo Me Card Primeで年会費の元が取れるか1年かけて検証してみた

はじめに

みなさんは家計簿をつけていますか?私は社会人になってから本格的につけ始めました。

最近はキャッシュレス決済が話題になっていますが、キャッシュレスだとお金の流れのデータがトレーシングしやすいというメリットがあるので、個人的にはクレジットカードと合わせて積極的に使っていきたいと思っています。

そこで昨年の家計簿を見直してみると、近所のスーパー(現金払いじゃないとポイントがたまらない)とPASMOのチャージはまだ現金で払っていました。

PASMOのチャージはいつも手動でやっていて、残高が無くなりそうになってからいちいちチャージするのが面倒だと思っていました。

そういえばPASMOにはオートチャージのカードがあったと思い調べてみると、「To Me Card Prime」でオートチャージができることが判明。

www.to-me-card.jp

To Me CARD Prime PASMO東京メトロの車両の広告や駅での販促で見かけていてポイントが貯まるというのが気になっていました。

To Me CARD Prime PASMOでは以下の利用でメトロポイントを貯めることができます。

  • 1乗車で平日10ポイント、休日は20ポイント(定期券区間は除く)
  • To Me CARDによる定期券購入金額の0.5%
  • 連携店舗の電子マネー利用に応じたポイント
  • クレジットカードとしての決済金額の0.1%がNICOSのわいわいポイントとして貯まり、200ポイントが1000ポイント(1わいわいポイントあたり5ポイント相当)と交換可能

メトロポイントは1000ポイントを1000円分のPASMOのチャージ分として利用できたり、連携先の他のポイントに変換できます。またTo Me Cardを持っていればECHIKAやESOLAで優待が受けられます。

いわゆるソラチカルートと呼ばれるマイルに変換する陸マイル勢が有名。

http://www.to-me-card.jp/common/pdf/card_list.pdf

ただしTo Me CARD Prime PASMOは初年度は無料ではあるものの、年会費が2160円かかってしまいます。

そこで1年運用してみてこの年会費2160円がペイするのかどうか検証してみました。

乗車ポイント + 定期券・キャンペーンポイント + わいわいポイント×5 + その他ポイント ー 年会費2160円 =?

1年運用してみた

しょっぱなから設定をミスる

最初の一月、メトロポイントPlusの設定忘れで1ヶ月分のポイント取得を逃しました・・・。

会員サイトでPASMOのコードを登録しないと乗車ポイントがたまりません。

ポイント獲得結果の反映が月次バッチだから気づくのに遅れてしまいました。早くリアルタイムになってほしい。。。

設定手順はこちらから。

www.to-me-card.jp

獲得ポイント内訳

気を取り直して結果を見ていきます。

1年間の乗車によって取得した乗車ポイント

獲得ポイント
12月 90
1月 60
2月 140
3月 140
4月 230
5月 330
6月 360
7月 160
8月 170
9月 80
10月 90
11月 180
合計 2030

月によってばらつきはあるものの月平均で150ポイントほど稼げることがわかりました。仕事での外出でメトロの利用が多かった月は稼げています。

キャンペーン、定期券購入分、電子マネー利用によって得られたポイント

現在もキャンペーンで入会で800ポイント、オートチャージの登録で1000ポイントもらえます。

www.to-me-card.jp

内容 獲得ポイント
入会キャンペーン 800
オートチャージ登録キャンペーン 1000
定期券上半期 230
定期券下半期 230
電子マネー利用分 29
合計 2289

正直このキャンペーン分で元が取れることはほぼ確定してました。

ただしこのうち1800ポイントは初年度だけで、来年度はないので注意しないといけません。

NICOSわいわいポイントで得られたポイント

NICOSわいわいポイントと定期購入分のポイントは二重取りが可能です。

獲得わいわいポイント 獲得わいわいポイント×5
12月 0 0
1月 67 335
2月 12 60
3月 15 75
4月 18 90
5月 12 60
6月 22 110
7月 77 385
8月 23 115
9月 22 110
10月 21 105
11月 22 110
合計 311 1555

わいわいポイントは200ポイント単位で利用可能です。端数にならないように注意しないといけません。

結果発表

1年間で取得したポイントをまとめると以下になりました。

種別 獲得ポイント
年間獲得乗車ポイント 2030
キャンペーン等での取得ポイント 2289
わいわいポイントでの取得ポイント分 1555
合計(初年度キャンペーン含む) 5874
合計(初年度キャンペーン除く) 4074

年会費は2160円ですので、約3700円分、初回キャンペーンを除いても約1900円分プラスになっていることがわかりました。

昨年の現金チャージ分との比較

わいわいポイントからなんとなく察している人もいると思いますが、オートチャージを利用している関係でPASMOでの決済金額が大きく増えました。。。

従来は現金チャージで主に電車賃にのみつかっていたPASMOですが、オートチャージにすることによって電車賃だけでなく自販機やコンビニの支払い、PASMO対応のお店ではPASMO払いが当たり前になってしまいました。

特にコンビニの利用率が以前と比べてかなり増えたのかなと思っています・・・(ほぼ毎日利用するようになってしまった)。

チャージ金額分を昨年度と比較してみるとなんと約2倍に増えていました・・・😇😇😇

金額
昨年のチャージ分(定期代除く) 101000円
オートチャージ変更後のチャージ分(定期・クレカ分除く) 204000円

まんまとオートチャージの罠にハマってしまっています。

それでも現金チャージの手間や現金払いの手間が減っている分まぁいっかと思っています。

まとめ

1年かけて検証してみたわけですがオートチャージ効果によって支出は増えていたものの、年会費分を差し引いても結果的にはプラスになってたことがわかりました。

振り返ってみてメリット・デメリットをまとめると以下のようになるかなと思います。

  • メリット
    • PASMOオートチャージ機能が使える
    • 普通に使えば乗車ポイント、定期券ポイント、わいわいポイントで年会費2160円はほぼペイできる
    • 提携するお店の優待が受けられる
  • デメリット
    • オートチャージ機能によって結果的に出費が増える可能性がある
    • 全く使わないと年会費2160円をペイできない可能性もある
    • 複数の経路の候補がある場合、ポイントが貯まるルートにしようという意識が働いて結果として移動時間がかかる場合もある
    • PASMOにロックインされる

都内に勤務していて外回りでメトロの利用が多い方は、日々の乗車ポイントで余裕で年会費はペイできると思うのでぜひ申し込んでみてはどうでしょうか。

利用する交通機関SUICA圏の人はおそらくVIEWカードで同様のことができると思うので調べてみると良いでしょう。

来年度はPASMOでの利用をちょっと自重してみて、それでも2160円以上使えるかを経過観察しようと思います。

また今はチャージ分をクレカ引き落とし分にまとめてしまっていてPASMOでの買い物の内訳を見れていないので、来年はマネーフォワードを活用して分類してみようと思います。

https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20151120-cardreader-expense/

【おまけ】メトポは無料なのでやるべき

同時期にメトポという年会費無料のポイントサービスが始まりました。

メトロポイントクラブとメトロポイント、名前がわかりにくい・・・。

こちらは1乗車あたり平日3ポイント、休日7ポイントもらえます。

www.metpo.jp

メトポでは1年間で以下のポイントを取得しました。

2018年5月31日までに申し込めば500ポイントもらえましたが、今はもう貰えないようですね・・・。

獲得ポイント
3月 3
4月 540
5月 79
6月 72
7月 34
8月 39
9月 16
10月 19
11月 36
合計(キャンペーン含む) 838
合計(キャンペーン除く) 338

こちらはやるだけでポイントがもらえるのでまだの方は忘れずに登録しておきましょう。

Jenkinsユーザ・カンファレンス東京2018に参加しました #jenkinsstudy #juc2018

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3年ぶりの開催となるJenkinsユーザ・カンファレンス東京2018に参加・登壇発表してきました。

jenkins.jp

私の発表

speakerdeck.com

以前参画していたプロジェクトでの成果をJenkinsの話題を中心にまとめて話しました。

発表の内容は一緒のプロジェクトに参画していた@int128さんの成果がベースなのですが、うまく自分で咀嚼して資料にまとめて発表できたのかなと思います。

50分の枠でしたが、30分くらいで終わってしまって残りは質疑でつなぎました。質疑も活発に出てよかったです。

思いの外会場が広くて緊張しましたが、なんとか無事終わってよかったです。

基調講演①

基調講演ではCloudBees, Inc. CTOの川口さん( @kohsukekawa )より最新のJenkinsにおけるプロジェクトに関して5つ紹介がありました。

1. Jenkins Pipeline

JenkinsのジョブをJenkinsflieで定義して管理・運用するやり方です。FreeStyleよりも管理性が高まります。

2016年に公開されてから利用者は100倍近くに増えたそうです。

BlueOceanを使ったパイプラインは将来的にはJenkinsのコアな部分として統合したいとのことです。

2. Jenkins Evergreen

jenkins.io

Jenkins Evergreenは「Jenkinsのジョブを5分ないし5クリック以内に実行できる」ことを目標にしているJenkinsをより使いやすくするプロジェクトらしい。

Jenkins環境をChromeのように自動アップデートさせるような構想もあるらしい。

3. Jenkins Configuration as Code

jenkins.io

Jenkinsの設定をすべてコードで管理するという構想らしい。ちょうど最近1.0が出た模様。

github.com

これはぜひ触ってみたい。

Jenkinsやプラグインの設定があるYamlとジョブ定義があるJenkinsfileがあれば瞬時に設定済みのJenkinsが作れるしアップデートも楽になりそう。

4. CloudNative Jenkins

JenkinsをGKE、EKS、AKS等のマネージドk8s上で動かすことで運用をより簡易にするプロジェクト。

例えばAWSの場合はArtifactをS3において、ログがCloudWatchLogsに転送されるような感じ。

jenkins.io

5. Jenkins X

jenkins.io

Kubernetes環境でのCI/CDを楽にできるようにするツールの立ち位置。

Kuberentes周りは群衆割拠でついていくのが大変だ・・・。

まとめ

紹介されたプロジェクトは1.x系のFreeStyleジョブの時代と比べて大きく変貌をとげており、川口さんの言葉通り「Jenkinsは昔と違って進化している」、ということを実感しました。

基調講演②

もう一つの基調講演はJenkins Xの開発者である James Rawlings さんの公演でした。

JenkinsXを使ったデモではGitOpsでKubernetes上のStaging環境やProduction環境へ自動でCDされる様子を見せてくれました。

Kubernetes周りのCI/CDはまだまだ未調査なのでJenkinsX以外にどんなものがあるのか、JenkinsXがどういう利点があるのかを調べてみようかなと思います。

発表の中で紹介されていた「Accelarate」という本の翻訳版がもうすぐ出るらしいので読まねば。

Accelerate: The Science Behind Devops: Building and Scaling High Performing Technology Organizations

Accelerate: The Science Behind Devops: Building and Scaling High Performing Technology Organizations

LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear)

LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear)

その他の発表

以下資料を引用します。資料はあとで公式ブログにアップにもアップされるようです。

slides.com

www.slideshare.net

www.slideshare.net

speakerdeck.com

www.slideshare.net

www.slideshare.net

Twiitter実況

参加者が多かったのか、会場にWiFIと机があったからか実況も活発だったと思います。

togetter.com

私の発表に関するフィードバックもあって嬉しかったです。

まとめ

正直、近年のCI/CDの事例を見てるとGitHub + CircleCIと各社パブリッククラウドのマネージドサービスを使ったデリバリーをよく目にするので、Jenkins大丈夫なのかなという一抹の不安を抱えていました。

でも川口さんの公演やみなさんの発表を聞いて、FreeStyleでポチポチ設定してたJenkinsに始まり、PipelineスクリプトでGitOpsがさらに進み、今後はCloudNativeやKubernetes対応でさらに進化するであろうJenkinsの未来を感じることができました。

このような素晴らしいイベントでの発表の機会をくださったJenkinsユーザ会のみなさん、運営のみなさんありがとうございました。

XP祭りでLT発表した #xpjug

9/8(土)にXP祭りに参加してきました。昨年に引き続き2回目の参加です。

XP祭り2018

午前中予定があったので基調講演は欠席したんですが、評判を聞くところによるとかなり損をしたようで凹みました・・・。

今回はLT発表を申し込んで発表してきました。

実は昨年も発表する気満々だったのですが、タイトル考えている間に枠が埋まってしまって断念してしまった、という経緯があります笑

今年は募集開始と同時に申し込みました。その結果まさかのトリでの発表でした😱

speakerdeck.com

また、恒例の献本は「進化的アーキテクチャ」をいただきました。読んで勉強します!

運営のみなさんもお疲れ様でした。

来年もよろしくお願いいたします。