macOSで開発環境を構築するときにやっていること
最近macOSを初期化して再構築する機会が多々あるので、手順をここにまとめておくことにします。
初期化前にすること
初期化前にmacOSの最新化をしておきます。
OSのソフトウェア・アップデート画面からなぜかアップデートできない場合はApp Store経由でアップデートできるようです。
macOSを初期化する
以下の公式手順を使ってmacOSを初期化&OS再インストールします。OSの再インストールにWiFiしか使えない点に注意が必要です。
初期設定を行う
- 言語を英語に変更
- マシン名を変更
- Finderで拡張子を表示するように変更
- Finderで隠しファイルを表示するように変更(Command + Shift + .)
- Finderで最近使ったファイルを非表示に変更
- Dockの表示を右に変更し自動で非表示にするように変更
- スクリーンセーバーをオフに変更
- 省電力モードをオフに変更
- bluetoothをメニューバーに表示
- OSの自動更新をオフに設定
ソフトウェアをインストールする
以下の順番でソフトウェアをインストールします。
- chrome
- Google IME
- Xcode
- Apple Developer ProgramからxipをDLする
- Preferenceからパスを設定する
- Xcode Command Line Tools
xcode-select --install
でインストールする
- Android Studio
- VSCode
- Homebrew
- CocoaPods
- OpenJDK11
- Flutter
- anyenv / yarn
- yarn
- IntelliJ
- alfred
- diagrams.net Desktop
terminalの設定
カラースキームを変更したり、.zshrc、.zprofileを編集してパス設定、環境変数設定、シェルの表示、gitの補完設定などを行う。
まとめ
詳細はgithubにもまとめています。
ISUCON11に参加した #isucon
今年もISUCONに元同僚の id:int128 先生と id:translucens 先生と gosoudan3というチームで参加してきました。
昨年のブログはこちら。
今年は事前準備で以下の目標を立てました。
- 今年は150位くらいを目標
- サーバーのリソースを有効に使えるような構成にしたい
- DB冗長化を疑う
戦略としては王道の以下の3つの方針です。
- Webサーバー設定での改善
- DBの改善
- アプリの改善
結果としては 28336 で 159位相当でした。去年が246位相当だったので、ほぼ目標通りの結果となりました。
行った主な改善は以下のとおりです。
- AP 2台、DB 1台構成に変更
- DBにIndex付与
- N+1の改善
- 都度インサートをバルクインサートに変更
/trendと/isuの1秒以上リクエストを潰し切るのがなかなかできなかったのと、グラフ表示の加点については結局手が出せないまま時間切れでした。
パフォーマンスの計測はnginxの$request_timeログとCloud ProfilerによるCPU時間で順番にボトルネックを潰すやり方でした。
CDについては昨年同様GitHub Actionsによるtag pushデプロイでした。
終わった後の反省としては以下が上がりました。
- tagとスコアの関係がわからなくなった
- performance_schemeオフするのを忘れた
- API Mockの注意書きを忘れてた
- ブランチ戦略はスコアが上がったらmainにマージにする方針がよさそう
- パラメータ変更のところは環境変数に切り出しでもよかったかも
- Cloud Profilerはあってもなくてもスコアはあんまり変わらなかった
途中のベストスコアは34226点でした。ただこれ以上大きくスコアは伸ばせなかったのは悔しさが残るところです。
来年も開催されることがあれば、また上位を目指したいと思います。
運営の皆さん、参加された皆さんお疲れさまでした。
AWS Certified Solution Architect Professional合格体験記
先日AWSのSolution Architect Professionalに無事一発合格したので合格体験記をメモしておきます。
AWS Solution Architect Professionalとは
AWSのSolution Architectのプロフェッショナル資格で、試験時間が3時間というかなりタフな試験です。
Solution ArchitectのAssociateは2019年2月に取得してました。
資格取得後はスマホアプリ関連の仕事が多くAWSからはしばらく離れてましたが、AWS SAAの更新も迫ってたのと資格取得の必要性が迫られる機会があったので、受験することを決めました。
AWS SAAの合格体験記はこちらです。
AWS SA Proの受験料は3万円(税抜)と高額ですが、前回のSAAのときに取得した半額バウチャーがあったので1.5万円で申し込めました。
何を勉強したのか?
まず積ん読になっていたリックテレコムさんのAWS SA Proの参考書籍を2周しました。
GWに1周して最後の模擬試験を解いてみたのですが正答率が50%くらいだったのでこれはまずいと思ったのを覚えています。
そのあと少し間が空いて試験を申し込んだあとに合間を見つけて2周目をやりました。
この参考書だけだと不安だったので、会社のAWS SA Pro保有者に他に何勉強したらいいっすかねって聞いたらkoiwa clubを紹介されたので課金しました。
AWS SA Proの問題は50セット弱あるのですが、時間がなくて結局25セットほどしか解けませんでした...。ここでも正答率はばらつきがあったので正直無理だなーと思って試験当日を迎えました。
どこで試験を受けたのか?
AWSの認定資格はコロナの関係なのか自宅でも受験できるようになっています。
ですがネットでいろいろ調べてみると英語でコミュニケーションを取りながら試験監督に部屋を見せたり、PC環境によってはシステムがハングして再試験になったり、試験環境を満たすために風呂場で受けてる人とかがいたりといろいろめんどくさそうな雰囲気だったので、ちゃんとしたテストセンターで受けることにしました。
以前のAWS SAAのときはネットで評判の高い築地の歌舞伎座テストセンターで受けたのですが、今回は受験予定の日時の候補に出なかったので代わりに高田馬場のテストセンターで受けることにしました。AWSの認定資格の試験のシステムはPSIとピアソンVUEを選べますがPSIを選択しました。確か前回のAWS SAAの時もPSIだったと思います。
試験当日の流れ
本人確認書類としては2つ必要だったので、免許証とパスポートを持っていきました。
PSIってどんな感じだったけと行きの電車でググってトレノケートさんのブログ記事を読んでました。
本人確認書類の確認や試験官とのやりとりを英語で自分でやるの面倒だなぁと思って会場入りしたのですが、実際は写真登録や試験中の監視は会場の担当の人がやってくれたので、本番は試験に集中することができました。
試験は3時間の長丁場になるので直前に再度トイレに行ったり多めに食事をとっていたつもりだったのですが、1時間くらいでエネルギーが切れてお腹が空き、2時間くらいでトイレに行きたくなりました。。。
集中力も切れ切れの中大体2時間30くらいですべての回答を埋め、どうせ落ちてもまた受ければいいやと特に見直しもせずに半分投げやりでサブミットしたら、まさかの合格でした。わーい。
10時に試験開始で当日の18時30ごろに正式なスコアのメールや認定バッチ獲得のメールが届きました。また翌日にはAWS SAAの認定期限の延長の連絡も来ました。
まとめ
以上がAWS SA Proの合格体験記です。勉強方法やPSIの現地テストセンターでの受験を考えている方の参考になればと思います。koiwa clubの有料会員期間がまだあるので、有効活用すべく次はDevOps系の資格を取ろうかな。