約6年ぶりにAtCoderを再開した話
AtCoderを再開した
2018年の年末あたりからTwitterのTLでAtCoderの文字をよく見るようになったので、懐かしくなってAtCoderを再開しました。
実はわたくし、AtCoderがサービス開始したころに登録した古参ユーザなのです。
私の競プロ歴
学生時代は私の指導教員がICPCの運営委員だったので、ICPCには研究室配属後に学部4年と修士1年の時に研究室メンバで予選会だけ参加しました。
当時は蟻本をチームで輪講したり、PKUを解いたりして対策してました。
模擬予選では3問解けましたが、本番の予選では2問しか解けなくてもっと早くから対策を始めてれば・・・と悔しい思いをしたのを覚えています。 (どっちにせよ学内に世界大会出るようなチームがいたので予選突破は厳しかったのですが笑)
2012年には代々木オリンピックセンターで行われたアジア予選のスタッフもやりました。
試合ではUniversity of Agitsuneが全完してたのを覚えてます。また懇親会で生iwiwi先生や生chokudaiさんと話して写真を撮ったのも覚えてます。懐かしいですね。
ちょうど修士1年の2012年あたりにAtCoderがサービス開始したんじゃないかな、と記憶してます。
当時はコンテストの参加者は1000人前後だったと思うのですが、今や1万人規模なので、競プロ人口が増えているなーと感じています。
社会人になってからの競プロ
社会人1年目あたりまでは暇つぶしに出てたような記憶があります。
ただ途中から仕事が本格化したり、休日が他の予定で埋まるようになっていつの間にか出なくなってしまいました。
自習の興味関心も競プロで扱うようなアルゴリズムから実際の業務で使うアーキテクチャやフレームワーク、クラウドサービスや開発プロセスの方に移ってしまったのも要因かなと思います。
ただ最近はITエンジニアの能力を客観的にアピールする指標としてAtCoderのレートが定着してきているように感じるので、CS出身の自分の力をちゃんと客観的に示すべく、レートを磨きたいなと思い再開しました。
とりあえず水色を目指してみよう
年末年始から再開して今のレートは茶色です。
学生時代はDPとかDFS、BFS、ダイクストラ、二部マッチングとかなんとなく書けてたんですが、すっぽり抜け落ちてしまったので絶賛復習中です。
現状ABCで2問-3問解けるくらいの実力なので、まずは3問をノーミスですぱっと解けるようにして水色を目指したいなーという感じです。
私はゆるふわエンジョイ勢ですが、毎回コンテストを無償で開催してくれるAtCoder社には感謝しかありません。今度とも応援しております!
GitLab Meetup Tokyo 16 でLT発表しました #gitlabjp
4/24にGitLab Meetup Tokyo #16 にてLT発表してきました。
場所は銀座の株式会社プレイドさん。GINZA SIXのオフィスしゅごい。
テーマが「新年度応援」とのことだったので、新人・新人指導者向けにドキュメントをGitLabで管理している話をしました。
資料の中で参照しているリンクは以下になります。
- 作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 76人 クリック: 775回
- この商品を含むブログ (280件) を見る
このドキュメントレビュープロセスによって、Git未経験の新人くんに開発案件にアサインせずに無事Merge Requestを使った開発フローを身につけさせることができました。
私のLT発表は枠の中ではトリだったんですが、私の発表が一番初心者向けでライトだった気がします笑
他の発表については以下のブログが参考になるので引用させていただきます。
Twitter実況↓
一部私の発表へのフィードバックコメントを抜粋します、ありがとうございます🙏🙏🙏
僕もセルフ日報をGitLab使ってやってたな #gitlabjp
— ひよこ大佐(令和エディション) (@hiyoko_taisa) 2019年4月24日
新人教育した時、毎月レポート書いてもらってたけど、確かに差分やレビュー管理が大変だった...#gitlabjp
— 日常系インフラ自動化もふもふおじさん@Ansible(コンテナ基盤構築とか自動化やりたい) (@sky_jokerxx) 2019年4月24日
このレポート環境最強では #gitlabjp
— なっと (@nattonao) 2019年4月24日
新人の育成レポートをMarkdown+GitLab+Mattermostで管理。
— Miyahan (@miyahancom) 2019年4月24日
・gitの使い方を覚える
・開発フローを覚える
・マジリク(プルリク)で提出、メンターはレビューしコメント
・マジリクするとチャットに通知し対応が迅速化
これいいなぁ。#gitlabjp
takamiさんのはまちがいなく文化を変えようとするツールの有効活用の一歩のひとつだと思う。#gitlabjp
— mopoki (@mopoki2696) 2019年4月24日
資料公開ツイートを Miyahan さんや ひよこ大佐さんといったインフルエンサーにRTしていただいたので、ツイートのインプレッションがすごい伸びてました。嬉しい😊😊😊
GitLab Meetup Tokyo運営の皆さん、素敵な勉強会をありがとうございました。新年度もがんばっていきましょう!
2018年度の家計決算をまとめた
2018年度が終わろうとしているので、2018年度の家計決算をまとめた。
家計簿を財務指標っぽく扱っている話
社会人になってから家計簿をせっせとつけている。
もともと小学生から高校まで小遣いを得るためには小遣い帳をつけることが義務付けられた家庭に育ったので、大学生・大学院生時代は一度滞ったものの、マメな性格とお金管理への興味関心から1円単位の狂いもなく続けられている。
お金管理の興味関心の源泉は、そもそも都内一人暮らしで自分の生活水準でどの程度お金が出ていくのか、どの程度お金が貯められるのかが気になったからだ。
ちまたにはFPや凄腕主婦が書いたであろう家計のやりくりに対しての情報が溢れているが、それを読んでふむふむと今の自分とぴったり当てはまるはずもない。
推測するな、計測せよ by Rob Pike
ということで、まずは計測していろいろ試行錯誤してみようというのがモチベーションである。
なお記録にはGoogleのSpreadSheetを使っていて、日々実績投入しておけば月次・年次で集計されるようにしてある。
なお、「家計簿」というとなんか面白くないので、家計を経営の財務に見立てて「財務指標」として捉えてみている。より厳密な資産の扱いや減価償却の概念とかは面倒なので入れてないが、入れたら面白そうとは考えている。
2018年度の決算
毎年月次の集計を積算して主に以下の値を出して毎年の変化を観察している。
- 総収入(税込)
- 総収入(税抜)
- 総支出
- 総利益
- 総収入(税抜) - 総支出
- 総労働時間
- 時給(税込)
- 総収入(税抜) / 総労働時間
- 時給(税抜)
- 時給(税抜) / 総労働時間
- 総資産
前年度との比較と分析
ざっくり以下のような感じだった。総評すると、今年度も健康経営であった。
- 昨年度は昇給後の最初の年だったので、いろんな値がドラスティックに上昇したのだけど、今年度はその変化が少し落ち着いた
- 収入は評価分が増えて上昇した
- 支出は歯の課金やちょっと大きめの買い物をしたので上昇した(逆に大きめの買い物ができる余裕があった)
- 総利益・利益率は創業以来の最高値だった
- 総労働時間はやや増加したものの時給は微増だった
2019年の展望
2019年度は10月の消費税の増税前の駆け込み消費を予定(iPad miniとかMac miniとか家電とか)しているので支出は増えそうではある。しかし今年度の歯の課金や年度末の大型支出と相殺されて、結果的には2018年通りになるかもしれない。
収入は増えるのだろうか、減るのだろうか。頑張らねば。。。
でも働きすぎもよくないので、時給を維持ないし向上させつつ、総利益を高める健康経営を続けていきたい。
家計のキャッシュレス比率
最近キャッシュレスが流行っているので、1年間の支払いのうちどれくらいキャッシュレスだったのかざっくり割合を出してみた。
項目 | 2018年度 | 2017年度 |
---|---|---|
現金 | 17.8% | 27.0% |
クレジットカード | 53.0% | 40.4% |
口座振替 | 29.2% | 32.6% |
現金比率は今年度はだいたい18%だった。だいぶ減ってきた印象がある。
現金払いしているのは、品目でいうと近くのスーパー(現金払いでないとポイントがたまらない)、現金オンリーの飲食店、割り勘の支払い、医療費などである。
飲食店でのキャッシュレス利用や割り勘でのLINE Pay・Kyashの普及が進めばさらに現金の割合は減りそうだ。
ちなみに以前の記事で書いたとおりPASMOでの支払い分が増えたのだけど、この分はオートチャージとしてクレジットカードに含まれている。WAONのオートチャージも同様だ。
また20%還元ゲットのためにhoge pay(LINE PayとPayPay)にチャージした分は12月~3月で合計12000円だった。次年度はこれもちゃんと追跡する予定である。
家計決算の算出方法の変更について
家計のお金の流れはだいたい把握できるようになってきたので、これからは品目別の詳細な変化の把握や分析、分析結果によるアクションを取りたくなってきた。
SpreadSheetでも支出は品目別に計上しているので、だいたい食費や医療費、光熱費にどれくらいかかっているかは把握はできていた。
しかしここにきてクレジットカードやキャッシュレスに決済を寄せた弊害として、以下のような課題にぶつかっている。
- キャッシュレス決済は個々の決済品目情報がSpreadSheetに乗らず品目別計上ができない
- クレジットカードの計上が翌月になるので、特定月の値が正確でないし年度跨ぎの会計になる
1は結構問題で、現状の運用だとクレジットカードの引き落とし額は月次でまとまって計上しているので、何にいくら使ったがまったく家計簿に現れなくなってしまっている。クレジットカードの明細をいちいち転記するのを一時期やってたが面倒だったので挫折した。クレジットカードはまだ明細がcsvで落とせるのでよいが、今後増えるであろうPASMOやLINE Pay・PayPayは手動運用になるのでさらに面倒だ。
2の扱いも悩ましいところで、計上にタイムラグがあるためクレカの利用額が多かった翌月には負債を抱えて新しい月を迎えることとなり、その月の消費を抑えようとする気持ちになってしまう。また年度末に同様のことがあるとその負債は翌年度に反映されることとなり、これも気持ち悪い。デビットカードにすればいいじゃないかという案もあるが今からいろいろ変更するのも面倒である。
これらの課題を解決するために、1月からMoneyForward MEへの移行を決断した。
無料枠だと連携金融機関が5つまでと限られていて、かつデータが1年分しか閲覧できないので課金は必要である。
ちょうど3月から年額プランも始まったので4月からはこちらのプランに移行予定である。
https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20190312-mf-press/
1月から3ヶ月ほどSpread Sheetと平行して運用しているが、MonyeForwardの方が品目単位でかつクレジットカードの決済日で月次集計できるので毎月の収支がよりリアルに分かるようになった。中でもPASMOの利用の中身が交通費とコンビニ利用とで分類できるのが素晴らしい。これで都内在住人の1年間の交通費がついに明るみにできる。
2019年度は平行運用して、どう変化があったかまた振り返ってみようと思う。
まとめ
- 2018年度も健康経営だった
- 2019年度はMoenyForwardと平行運用してみる
なんか最後はMoneyForwardの宣伝記事になってしまった笑
家計簿つけて分析するの楽しいのでみんなもやろう!