2017年に行った技術イベントを一気に振り返る
はじめに
2017年に参加した勉強会、技術イベントを時系列でまとめてみた。
2017年といっても、4月くらいまでは忙しくて全然参加してなかったので実際は6月から。
6月
AWS Summit
去年に引き続き。今年も会場間の移動が大変でした・・・。
渋谷Java #19
先輩が喋るというので参加登録するも先輩は所要で欠席。渋谷Javaといいつつ、AltJava界隈のコアな勉強会だということがわかりました。
DevLove 200 Bridge
DevOps界隈で有名な方々の話を初めて生で聞きました。とても感銘を受けた記憶がある。
UX Milk #18
よくTwitterでハッシュタグ見るので。LT形式で内容も現場よりの話が多いので参考になりました。LT枠は人気で先まで埋まってるらしい。
7月
モブプロディスカッション
楽天さんのモブプロを紹介するイベント。DevLoveで興味を持ったのでそのまま聞いてみました。質疑応答が活発で、私も質問しました。
8月
なし
9月
XP祭り2017
http://xpjug.com/xp2017/xpjug.com
LT申し込もうと思ってタイトルで悩んでたら埋まってしまった・・・。サイボウズの社長の青野さん来てた。このイベント、最後に本とかグッズとかいっぱい貰えるので来年もいきたい。
JSUG勉強会2017 その7
Pivotalであったプライベート研修の後にそのまま参加。マイクロサービスの1から10までわかるような、とてもよい神回だった。
渋谷Java #20
6月のやつで延期になった先輩の話を聞きに。相変わらず他の発表は濃ゆい話だったような。
10月
DevFest Tokyo 2017
Google界隈の勉強会が全集合したイベント。立ち見のとことかもあって大盛況だった。sinmetalさんのクラウドアプリケーション設計の話 がとてもわかり易かった。 Firebaseの話もあって参考になった。これも来年も行きたい。
Bar Atlassian Vol.4
中目黒でタダでビールが飲めるイベント(あまりビール飲めないんだけど)。ピザおいしかった。
JSUG勉強会2017 その8
OpenShiftの話。来年以降もしかしたら使うかも?
11月
Firebase.yebisu #1
初?の大々的なFirebaseイベント。事前にWebの簡単なチャットアプリをRealTimeDBで作ってみてたけど、それ以外にもPushとかABテストとかも簡単にできることがわかった。仕事で使ってみたいなぁ。
SpringFest 2017
springfest2017.springframework.jp
スタップのお手伝いやりました。12月のSpringOne Platformの予習にもなりました。来年もスタッフやるのかな?
12月
SpringOne Platform @San Francisco
会社で行かせてもらいました、サンフランシスコ。 ホストがPivotal社だったので、Springのイベントというより、正直Pivotal Summitって感じがしました。 海外の参加者はユーザ企業のエンジニアがほとんどでしたねー。日本との業界の違いを感じました。
Firebase Developer Day Tokyo
https://events.withgoogle.com/firebase-day-1/events.withgoogle.com
Google主催のFirebaseのイベントに潜入。Firebaseの開発者の話も聞けました。codelabやってauthenticationつきのfirestoreアプリができた。 他にはメルカリさん、Yahooさん、cookpadさん、LIFULLさんが事例発表してた。Firebase来年流行るかなー。
FJUG #1
firebase-community.connpass.com
2日連続でG社に潜入。メインの発表は昨日と同じ。英語ネイティブが聴けると強い、ということがわかった。
終わりに
この業界、自分ができなかった経験や事例の話を他の人から聴けるので、とてもよい。
技術の進化に一人で追いつくのは大変だけど、業界としてみんなで学んで、発展させて、盛り上げていく空気がよい。
これメーカーとか製造業とかにはない文化ですよね。自動車業界とか自動運転で盛り上がってるけどメーカーごとに独自仕様でやってそうですし。
来年は何件が心理的安全性が保たれる場所で発表できるよう頑張ろう💪💪💪
あと1年間の参加イベントを1つの記事にまとめると大変なことになったので、イベントごとにブログ書くようにしよう。。。
2017年に買った書籍をまとめてみた
はじめに
2017年もあと少しなので、今年一年間で新しく買った本(技術書、ビジネス書に限る)をリスト化してみた。
それぞれ簡単に一言ずつ振り返ってみる。
※別にアフィリエイトリンクであるわけではないです。
本リスト一覧
Agile / UX
- 作者: Rachel Davies,Liz Sedley,永瀬美穂,角征典
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2017/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Agile、Scrumをどうチームに根付かせるか、コーチ目線でいろいろ書いてありました。
Lean UX 第2版 ―アジャイルなチームによるプロダクト開発 (THE LEAN SERIES)
- 作者: ジェフ・ゴーセルフ,ジョシュ・セイデン,坂田一倫,エリック・リース,児島修
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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LeanUXの第二版。素早く、お金をかけずに、手軽に仮説検証する方法がまとまっていました。
変革の軌跡【世界で戦える会社に変わる"アジャイル・DevOps"導入の原則】
- 作者: Gary Gruver,Tommy Mouser,吉羽龍太郎,原田騎郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: 単行本
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ビジネス寄りの話だったような。あんまし覚えてない。
- 作者: ケントベック,シンシアアンドレス,Kent Beck,Cynthia Andres,角征典
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本
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実はまだ読んだことなかった。プラクティスも手段なので、目的が大事。
- 作者: ジョングッドマン,John A. Goodman,畑中伸介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: 単行本
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Twitterで見かけたのでポチった。まだ読んでない(読め)
言語、ツール、設計系
エンジニアのためのWordPress開発入門 (Engineer's Library)
- 作者: 野島祐慈,菱川拓郎,杉田知至,細谷崇,枢木くっくる
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事でWordPress使ってたので、さらっと読んだ。
- 作者: David Sklar,桑村潤,廣川類,木下哲也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事でフロントエンド開発がPHPだったので、セッションとかセキュリティとかphp.iniに書く設定とか参考にした。
[改訂第3版]Jenkins実践入門 ――ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 佐藤聖規,和田貴久,新井雄介,米沢弘樹,山岸啓,岩成祐樹,川口耕介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/05/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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現場でよく使ってるので、手元に置いておく用。
現場で役立つシステム設計の原則 〜変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法
- 作者: 増田亨
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/07/05
- メディア: Kindle版
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Twitterで話題になっていたので。すごく分かりやすかった。また読み返したい。
はじめてのSpring Boot―スプリング・フレームワークで簡単Javaアプリ開発 (I・O BOOKS)
- 作者: 槙俊明
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: 単行本
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仕事でSpringBoot使ってて、Spring界隈のイベントにもよく出てたので、一通り手を動かそうと思って買った(まだやりきってない)
超速! Webページ速度改善ガイド ── 使いやすさは「速さ」から始まる (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 佐藤歩,泉水翔吾
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事で高速化案件があったので購入。これからじっくり読む。阿部寛HPとか日経新聞とかバズってたね。
その他
- 作者: 野口竜司
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょっと古い本で、中身はGoogle AnalyticsとOptimizelyの話だったけど、なぜABテストをやるかとか、実際にやるときのビジネスプロセスとかが載ってて参考になった。
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
- 作者: Andy Hunt,武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 25人 クリック: 475回
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技術の身につけ方、みたいなのをちょっと考えたときに調べたら出てきたので。まだ読んでない(おい)
SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
- 作者: 澤田武男,関根達夫,細川一茂,矢吹大輔,Betsy Beyer,Chris Jones,Jennifer Petoff,Niall Richard Murphy,Sky株式会社玉川竜司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SRE本。仕事でそれっぽい領域のチームを作ったので、読む(早く読め)
- 作者: Roy Osherove,島田浩二
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/05/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今年読んだ本の中で、一番周りに勧めたい本。読み終わった後にチームのチャットで宣伝した。 自己組織化チームを作るときに、タックマンモデル的な各フェーズでどうリーダーとして振る舞うべきかの指南が載っててとても思慮に富んでいた。
おまけ
- 作者: WEB+DB PRESS編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/12/23
- メディア: 単行本
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モブプロ、サービス改善特集だったので。定期的に読みたいけど、毎号は買えないなぁ。会社にあるっぽいけど持ち帰れないので・・・。
終わりに
積読はちゃんと消化しよう。
友人の結婚式ムービーを作ったときの話
先日、めでたくご結婚された友人の結婚式で流す簡単なムービー作成を依頼されたので、お祝いの気持ちをこめてお手伝いしたときの話です。
依頼背景
動画作成の依頼主は新婦友人で、
「友人挨拶やるんだけど、スピーチ形式だときっとうまく話せないから動画にしたい。動画作りは素人だからぜひ手伝ってほしい」
とのこと。
動画の作成は学生のときに遊びでスライドショーに音楽をあてたものを2回ほど作ったことがあったので、今回もそんな感じでできるだろうと思って引き受けました。
進め方
新婦友人が動画の素材の画像や動画を収集してくれて、おおまかなストーリーも考えてくれました。
素材が揃った段階で、二人で相談しながら細かい内容を詰めていく、というやり方で進めました。
素材集めと共有方法
新婦友人が動画の素材収集に使ったのはなんとiPhoneのみ!
さすがのApple、画質は十分でした。
動画や画像ファイルの共有には無料で15GBまで使えるGoogle Driveを使いました。
少しずつ作って、共有する
なるべく手戻りを減らすために、LINEで大枠のストーリーや添えるメッセージ内容を相談して、内容が固まったものから作成に入りました。
お仕事では完成間近になって「やっぱこうしたほうが・・・」というのによく遭遇するので、
それを回避するために部分的でもできたmp4ファイルをGoogle Driveにあげて新婦友人に共有して、イメージ通りか確認しながら進めました。
幸い大きな変更を伴う指摘はなかったのですが、途中のものを新婦友人周辺で回し見したところいろんな方々からフィードバックをもらったようで、
「テロップで動画の内容を補足したほうがいい」、「音が小さくて聞き取れない」等、二人で気づけなかった修正ポイントを早期に気づけてよかったです。
また完成を目指した仕上げ作業は私が新婦友人宅へ行ってやりました。
同じ拠点で作業をすることで、たった1日で完成まで仕上げることができました。
動画作成の流れ
動画作成にはMacBook Air上でiMovieを使いました。
素材として用意したのは以下の4つ。
これらをiMovie上でぽちぽちやりながら作りました。
iMovieでの動画作成でハマったことは、動画プロジェクトに対してテーマが一個しか使えなくて、別テーマのトランジションアニメーションを入れようとしたらすでに設定していた手前のアニメーションも変わってしまったの気付かず、DVDの焼き直しが発生したことくらいでした。
DVDの作成
新婦友人宅で仕上げ作業をやっていて、完成間近になってふと疑問が。
「そういえば式場のスクリーンの画面比率って16:9?4:3?」
「あれ、mp4ってDVDに焼けるんだっけ・・・」
式場への提出はDVD形式のみ。
やべー/(^o^)\
直前での発覚で少々焦りましたが、前者は新婦友人が問い合わせて確認したところ16:9とのこと。
今時の式場のAV機器はHDなんですかね。
後者はいろいろ調べた結果、確実にDVDプレイヤーで再生できるものを用意するために、Toast Titaniumというの有料ソフトを購入して使いました。
昔はiDVDがあったような気がしたのですが、Appleの思想に反したのかいつの間にか無くなっていたようです。。。
このソフトではよくあるDVD起動時の画面や自動再生の設定もできたので買ってよかったです。
振り返り
以下、今回の作業を通して得た学びです。
Google Photo Scanを使えばよかった
新婦友人が新婦の昔の写真をiPhoneで取り込んだときに余白やテカリが入ってたりしたので、早く新婦友人に教えればよかったなと思いました。
これを使って写真を取ればAIがよろしくきれいに写真画像にしてくれます。
画像・動画素材撮影はiPhoneで十分
出来上がったDVDをHDテレビで見てみましたが、iPhoneの画質で十分でした。
iMovieやToast DVDで高品質で出力したのでそこがよろしくやってくれたのかもしれませんが、元画像の画質も高かったので結果的に高画質の動画が出来上がりました。
画像・動画は横画面で撮ろう
iPhoneを縦にして取った動画や写真は横が黒抜きになってしまっていたので、投影するスクリーンに合わせて横向きで取るべし!
最近の結婚式場のスクリーンは横縦比16:9のHD対応のようです(※式場によって異なると思うので、事前に確認を)。
動画のエンコード・DVDに焼くのにちょっと時間がかかる
MacBookAirでiMovieでのエンコード、Toast TitaniumでのDVD出力は大体トータル10分動画で30分くらいかかったので、焼く前の事前チェックを入念にやると手戻りの防止になります。
なんならDVD-Rは焼いたら元に戻せないですし、結局直前で3回もやり直して帰りが遅くなったので、ここは反省点。
同一拠点作業はミスコミュニケーションを減らす
新婦友人の隣で作業をすることで、少し判断に迷うところや細かいデザインのところに関してはすぐに聞き疑問点を解消することができました。
きっとリモートでのやりとりでは意識齟齬があってうまく進まなかったでしょう。
終わりに
今回はiMovie + Toast Titaniumでやったけど、たぶんToast TitaniumだけでDVDに焼くまでできる気がします。
また、少しずつ作ってフィードバックをもらいながら作るというアジャイル開発は、まさに仕事の進め方なんだなぁと実感しました。
またどなたかに機会があればお手伝いしようかなと思います。
改めまして、新郎・新婦のお二人、ご結婚おめでとうございます!